岡 寛之 Hiroyuki Oka
現在、フリーランスとして活動するデザイナー。
広島の花店『FleuR AtelieR 談』において荒井楓久香に師事、花を学ぶ。
24歳の時に渡欧し、コペンハーゲンの巨匠ターゲアンデルセンの元で研修。マミフラワーデザインにて研鑽を積み、その後世界有数の規模を誇る大田市場内の花の仲卸『フローレ 21』に勤務。日本全国津々浦々の生産者のもとへ自ら赴き話を聞くことで、植物や花それぞれが持つ固有の 魅力に理解を深めた。ベルギーの出版社 Stiching Kunstboek より発行された『International Floral Art 0809 』に参加して作品を掲載したことが契機となり、2013年7月には同社より初の単独作品集『HiroyukiOka MONOGRAPH』を発行。同書では普段花に触れることのない人たちに植物持つ面白さや個性に興味を持ってもらうべく自身が5年間暖め続けていた「身近な植物である野菜をアレンジする」というデザインコンセプトを打ち出し、発刊後はヨーロッパの各メディアで何度も取り上げられるなど国内外問わず高評価を得る。国際的フローラルコンペティション「International Floral Art 0708」にて『シルバーリーフ賞』を受賞。